外科医がかっこいいかなって思って外科医になってみたけど、かなり3Kだった。まあ、やめようと思ったことも何度か。それでもやってるんだけどな。
若手外科医の独り言
同世代達は路上生活寸前
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その一方で私の同世代達は路上生活寸前ッスか・・・
一人一人はやっぱりダメな人たちなんだと思うよ、オレも。
でも、集合として見た時に、このことに対し、社会に全く責任がないとは言えないんじゃね?
後期高齢者医療制度が姥捨て山だって言ってる人たちがいるけど、ホントにわかって言ってんのか?って言いたくなる。年収が200万以下のワーキングプアが1千万人超えてるってのに、これ以上若い世代に負担しろって言っても負担のしようがなくね?
彼らに言わせれば、「年金もらえるだけマシ」って間違いなく言うね。
細切れ雇用の果て 39歳、全財産100円
2008年04月30日02時58分
http://www.asahi.com/life/update/0430/TKY200804290254.html
「恥ずかしながら、これが私の全財産でして」
4月15日夜、東京・飯田橋近くのNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」。男性(39)は財布の中身を見せて、うなだれた。
財布には小銭ばかりで100円ほど。前日に古本屋で本を売った400円の残りだ。飯田橋までの電車賃もぎりぎりだった。
都内の電気工事会社の下請けで働くこの男性は、生活困窮者を支援する「もやい」に助けを求めていた。
「いつお金が入りますか」
「4月18日です」
「いくらぐらい?」
「たぶん、3万〜4万円」
「その額でいつまで」
「次の給料日は5月20日」
「それじゃあ、苦しいですねえ。どうしますか」
「18日までしのげれば、アルバイトでなんとか……」
1万円を工面してもらい、米5キロと缶詰5個をもらってしのぐことになった。両親は年金暮らしで頼れない。
「本当にお恥ずかしい。仕事を探しながら働く繰り返しで、失業保険も貯金もないものですから……」。何度も頭を下げてはお礼を言った。
◇
男性は99年、都内の私立大学を卒業した。浪人と留年を重ね、このとき30歳。就職氷河期まっただ中だった。
派遣労働者として働きながら、就職活動を続けたが決まらない。派遣会社10社以上に登録し、契約が切れると清掃業務や建設作業などで食いつないだ。たまに採用されても契約社員扱い。細切れ雇用の全部は本人も思い出せない。
そのうち面接で「どうして職をそんなに転々としているのか」と聞かれるようになった。これまで60社以上の面接を受けたが、正社員への壁は高くなるばかりだ。
いまは工事で余った廃材の片づけなどをする仕事。正社員を希望したが、半年間の契約社員。日給1万円、翌月払いだ。3月下旬に入社し、3月は5日間働いた。
ところが、4月18日の給料日、3月分の給与明細を見てがくぜんとした。手取りはたったの2万1814円。健康保険料9456円、厚生年金保険料1万7995円、雇用保険料735円が天引きされていた。
これでは家賃3万200円にも足りない。日雇い派遣大手のフルキャストを通じ、夜も仕事を始めた。
午後5時に仕事が終わると、すぐ派遣先の倉庫へ。6時半から10時まで、ベルトコンベヤーに追われながら荷物の積み込み作業。時給は1千円。一晩で3500円にしかならない。
くたくたでアパートに帰る。倉庫の仕事を始めた初日、1回430円の銭湯は高いのであきらめた。部屋は4畳半一間の風呂なし共同便所。布団はなく、2枚の毛布の間に入って眠る。
2日続けたが、3日目に会社を休んだ。ダブルワークで疲れ切った。数少ない楽しみの携帯電話代1万1千円の支払期限で憂うつでもあった。翌日が、会社に昼の弁当代の3月分2千円を支払う日だったことも気分をめいらせた。
翌朝。通勤途中、スーツ姿のサラリーマンたちが足早に彼を追い抜いていく。まもなく40歳になる。その数カ月後には、雇用契約の更新時期がまたやってくる。
「やっぱり、私のような人間では駄目なんです。ピシッとスーツを着て、ライフステージを踏んできましたって胸を張れないと、正社員にはなれない。そういう厚い壁を感じてしまいます」
◇
男性はたびたび、自分のことを「私のような人間」と呼んだ。まじめに働いても、30歳で大学を出たというだけで貧困から抜け出せない。広がる「ワーキングプア(働く貧困層)」。1年間働いても200万円以下しか収入がない人は、06年に1千万人を超えた。(福間大介)
◇
30日付の朝日新聞朝刊2面には、別のワーキングプアのルポと解説などを掲載しています。
歯医者もワーキングプアから外科医の数を考える
カテゴリー: ニュースから
オレも医者だから確かに忙しいってのはわかる。でも、医者じゃなきゃ出来ない仕事を1日のうち、どれだけやってるかって言ったら、たぶん、50%いかないと思う。つまり、医者じゃなくても出来る書類書きとか、そういう雑用がやたらと多い。
オレは手術をするために外科医になったんだが、ぶっちゃけ、手術ばっかりしているかというと、そうじゃない。まあ、オレの話はともかく、日本中の外科医はそんなに毎日手術ばかりやっているわけじゃない。でも普通に考えたら、毎日手術をやっている外科医の方が手術はうまい。で実際、欧米では外科医一人あたり年間100例やらないとダメだって言われている。
じゃあ、なんで毎日手術しないのかってハナシだけど、手術の方が数が足りないんだな、これが。実際のデータが厚労省のHPに出ているから見てみよう。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/02/kekka2.html
これを見ると、いわゆる外科がする手術ってのは、人工心肺を用いた手術 3313件、悪性腫瘍手術 31563件、腹腔鏡下手術 9862件、胸腔鏡下手術2741件の合計だから全部で 47479件。
じゃあ、日本にどれだけの外科医がいるかって言うと、これは日本外科学会のHPに出ている。
https://www.jssoc.or.jp/aboutus/info.html
これを見ると、会員数:37891人、専門医が15335人だそうだ。
つうわけで、47479÷15335≒3.1。つまり専門医一人で1年間に3例しか手術をしてないってことだ。
まあ、さっきの数は大きな手術だけだから、小さなものまで入れればもっと多いんじゃ・・・っていう人がいるかも知れない。じゃあ、小さな手術まで入れて、さっきの47000件の5倍あるとしよう。5倍あったとしても、一人あたり15例。手術は一人じゃ出来ないから、1つの手術に二人つくとしても30例、ありえないことだが、4人つくとしても、専門医一人あたり小さな手術まで入れて60例しかないことになる。
だから、少なくとも、外科医に関しては、実際に行われている手術の数から考えると、医者が足りないってのはウソだってことだ。
でも、実際外科医は忙しい。さっき書類書きなどの雑用の話が出たが、それだけじゃない。日本では手術の後の術後管理も外科医がやっている。でも、そんなの当たり前だろうって言う人がいるかも知れない。
さっき出した外科医が年間100例が基準になってる欧米では、基本的に外科医は術後管理はしない。もちろん、全く見ないわけじゃないが、日本のように術後管理のすべてを医師がすることはなく、ほとんどをphysician assistantと呼ばれる、看護師の上級職みたいな人がやってくれるので、やばそうな時だけ重点的に見ればいい仕組みになっている。
医者を増やすより、書類書きの事務をつけてくれたり、physician assistantみたいなことを看護師にも出来るようにしてくれた方がよっぽど簡単な気がするけどな。
医者も増えすぎるとワーキングプアになりそうな気がするけどな。歯医者は既にワーキングプアになるヤツが出始めてるらしいし・・・。
まあ、そんでも産科に関しては外科と全く違って全然足りないらしい。その話はまた次回。
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歯医者もワーキングプア? 「月給25万」から「夜逃げ」まで
J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2007/07/22009512.html
歯医者は儲かる――そんなイメージはもう捨てた方がいいのかもしれない。歯科医の「100人中5人は所得ゼロ」、5人に1人は月間所得25万円でワーキングプア寸前、という分析もある。さらには、「夜逃げ」した歯医者もいるというから驚きだ。「格差社会」が、一般的に高所得が望めるとされてきた歯科医の世界にも到来した。
コンビニよりも歯医者のほうが多い
今やコンビニより歯医者を見つけるほうが簡単だ 背景には歯科診療所の過剰がある。厚生労働省によれば、医療診療所の数は6万7,441件(2006年調べ)。全国に4万店舗あるといわれるコンビニエンスストアの数をはるかに上回っている。さらに、人口10万人あたりの歯科医師数は全国平均72.6人(04年調べ)で、東京都にいたっては119.9人に上る。1975年に37.5人、98年に67.7人、今はそれからさらに増加し続けている。10万人あたりのコンビニ店舗数が33店舗前後(02年経産省、04年帝国書院調べ)であることを考えれば、その「多過ぎさ」が分かる。もはや、「コンビニよりも歯医者が多い」とは歯科医師からすれば「常識」だ。
こうした過剰な歯科医師の数が、歯科医師に「格差」をもたらし始めている。
厚労省が公表している「医療経済実態調査」(中央社会保険医療協議会調べ)によると、05年6月時点での個人歯科診療所の差額収支(医業収入から費用を引いた実質的な収入)は月当たり約135万円。個人歯科診療所の歯科医師数は平均1.2人。単純計算で月給100万円ほどになるが、これに歯科衛生士・事務職員などを加えれば、個人歯科診療所の構成員は4.2人が全国平均。歯科医の収入は100万から大きく遠のく。
さらに、経済誌「月刊東洋経済」(07年4月28日・5月5日合併)は、この「医療経済実態調査」に『歯科医療白書』(03年、日本歯科医師会)の分析を加え、「5人に1人の月間所得は25万円程度」「100人中5人は所得ゼロ」であることを明らかにしている。つまり、20人に一人は「ワーキングプア」、5人に1人はそれに近い状態というわけだ。
98年には厚労省の「歯科医師の需給に関する検討会報告書」で歯科医師の「供給過剰」について議論されたこともあったが、「未熟な開業医が多く排出される」という懸念に基づくもので、歯科医師の収入の「格差」についてはクローズアップされることはなかった。J-CASTニュースは厚労省に「収入の格差」について問い合わせたが、「それ(格差)についての特別な調査を行っていないため、(実態は)分からない」との返答が返ってきた。
他のことができないから、転職ができない
激戦区東京都、なかでも歯科診療所が500近くある大田区の歯科医師・藤澤宗徳さんは、「患者が減少していない」珍しいケースだ。しかし、歯科医師界も「今はシビアになっている」と語る。
「先生によって違うでしょうが、今は厳しいでしょうね。厳しいと、日曜も開業したり、11時までやるところもある。これだと、生活がメチャクチャになりますよね。1日何百人の患者さんが来る先生もいますが、1日10人以下しか来ないところもある。歯医者は他のことができないから、転職することができないんですよ。(診療所を)閉めちゃって夜逃げしてしまったという、『悲惨な話』もありました」
私大の歯学部を卒業するのには6年間で3,000万円以上の学費が必要とされる。しかも、歯科医師は開業するほかに歯科医師として食べていく道は限られている。さらに、開業にはテナントも必要で、相当な資金がかかる。莫大な投資をした末、「夜逃げ」となれば、結構「悲惨な話」だ。
